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空手道 

“勝負を究極の目的とする武術ではなく、有形無形の試練を乗り越え練磨の中から人格完成を図ることによる。即ち、徒手空拳、手を脚を組織的に鍛錬して、いかにも武器のような威力を発揮し、その一突き一蹴りによって不時の敵を制する護身術であり、そして四股五体を前後左右に上下に均等に動かし伸縮、跳躍する身体運動である。

意志力によって、よく制御された技を使用し、的確に目標をとらえ瞬時に最大の衝撃力を爆発させて技を競い合う格闘技といえる。また、武道としての練磨は、人々が楽しみ、よりよく生きるため自発的に行う自由な身体活動であって、体調がコントロールされることである。

生き生きとした性格になるには、沈滞した機能が活発に働くようになり身体の活性化が必要である。健康に生きることは、心身の活性化と心豊かに生きることである。また、身体的、精神的、社会的不安や不足を感じないだけでなく、自分の能力や体力の充実を図り、社会のために寄与できることである。”   

                     先代館長 緒方学先生 日本空手協会7段

                                                   

                                       

                                         緒方学先生の公式ホームページより抜粋                                         http://www.maroon.dti.ne.jp/t820/karate/ktop.htm
                               

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